ノートとエディタ
最終更新日:2026年10月20日
ノートはすべてプレーンな Markdown ファイルで、MindLake は入力に合わせて表示を整えます。ノート間のリンク、タグとフォルダ、グリッドとして編集できる表、テンプレート、画像、数式とコード、そして必要なノートのための暗号化があります。
Markdown で書く
ノートは保管庫(vault)内の Markdown ファイルで、最初の見出しがタイトルになります。エディタは入力に合わせて表示を整え、語の前後の Markdown 記号は、カーソルがその中にあるときだけ表示されます。
| 入力 | 結果 |
|---|---|
**bold** | 太字(⌘B) |
*italic* | 斜体(⌘I) |
~underline~ | 下線(⌘U) |
~~strike~~ | 取り消し線(⇧⌘X) |
==highlight== | ハイライト(⇧⌘M) |
`code` | インラインコード(⇧⌘C) |
> quote | 引用(⇧⌘B) |
> [!note] Title | コールアウト |
--- | 水平線 |
ノートの左下隅にある Aa の四角を押すとスタイルバー(⇧⌘Y)が開き、同じ書式をボタンで使えるほか、リンク、表、画像も挿入できます。⌘+ と ⌘− で文字サイズを変え、⌥⌘0 で元に戻します。
ノートからコピーすると見たままがコピーされるので、「メール」や Pages にペーストすると太字、見出し、チェックボックスが保たれ、プレーンテキストのフィールドには Markdown の記号を除いたテキストが入ります。ノートにペーストし直すと、Markdown も一緒に戻ります。元の Markdown そのものが必要なときは、ノートの ⋯ メニューの Copy as Markdown を使います。
ノートのヘッダー
ノートの右上にある ⋯ メニューには、Pin、Duplicate Note(同じフォルダ、タグ、人物を持つ「… copy」という名前のコピー)、Show Styling Controls(Aa のスタイルバー)、Copy as Markdown、Export as PDF…(見たままのノートを PDF として保存)、そして Share… があります。Share… は、ノートのファイルを「メール」、「メッセージ」、そのほかの共有先に渡します。録音と AI の操作もありますが、それぞれのページで説明しています。
同じ行の ⓘ か、その横にあるノートの日付をクリックすると Statistics が開き、語数、文字数、段落数、読むのにかかる時間が表示されます。その下にノートの Created と Updated の日付があり、横の鉛筆をクリックすると変更できます。ノートの一覧表示と並べ替えには Created の日付が使われます。
見出し、リスト、チェックリスト
- 見出し:
#から######とスペースを入力するか、ノートの入力中に ⌘1 から ⌘6 を押します。⌘0 で見出しを本文に戻します。 - リスト:
-とスペースで箇条書きのリストを始めます(⌘L)。1.または1)で番号付きのリストを始めます(⇧⌘O)。Return を押すと同じ記号でリストが続くので、*や+のリストもそのまま続きます。空の項目で Return を押すとリストが終わり、入れ子の項目では 1 段上に戻ります。入れ子の項目の先頭で Backspace を押しても 1 段上に戻ります。 - 入れ子:⇥ でリストの項目を 1 段下げて上の項目の下に入れ、⇧⇥ で戻します。リストは 8 段まで入れ子にでき、入れ子の項目は親のテキストの位置にそろうので、ほかの Markdown App でもファイルが正しく読めます。
- チェックリスト:
- [ ]でチェックボックスを作ります(⌘T)。クリックするとチェックが入ります。チェックボックスはすべてタスクにも表示され、ポインタを置くと、Tasks のタスクの行と同じ操作ができる•••メニューが表示されます。 - 折りたたみとアウトライン:カーソルを見出しに置いた状態で、余白の番号付きバッジをクリックすると、そのセクションが折りたたまれます。見出しが 2 つ以上あるノートには右端にアウトラインのレールがあります。ポインタを置いて見出しをクリックすると、そこへ移動します。
すべてのキーはキーボードショートカットに一覧があります。
ノート間のリンク
[[ と入力するとノートのタイトルを選べ、[[Project plan]] のようなリンクを挿入できます。リンクをクリックするとそのノートが開きます。そのタイトルのノートがまだなければ作成されます。リンクの上ではポインタが手の形になります。リストへのリンクはリストを開きます。リンクをたどらずに編集するには、右クリックして Edit Link を選ぶか、矢印キーで括弧の中にキャレットを移動します。
ノートのリンクの上にポインタを置くと、読んでいるノートを離れずに、リンク先のノートを整形された状態で表示できます。表示するタイミングは Settings ▸ Editor ▸ Note links ▸ Preview a note link で選びます。Holding ⌘(デフォルト)、On hover、Never です。
Web リンク
- Web アドレスは入力するとリンクになります。そのあとにスペースを入力するか、アドレスをペーストすると、MindLake がページのタイトルを調べ、その場所にタイトル付きのリンクを書き込みます。ページが応答しない場合、アドレスはそのまま残ります。
- ふつうにクリックすると、Web リンクがブラウザで開きます。⌘ を押しながらポインタを置くと、サイトのアイコン、ページのタイトル、完全なアドレスが表示されます。
- Web リンクの前には、そのサイトのアイコンが表示されます。アイコンはサイトごとに一度だけ取得され、この Mac に保存されます。
- 選択したテキストの上にリンクをペーストすると、そのテキストがリンクになります。
- 表のセルの中でも、ノートのリンクと Web リンクのどちらも使えます。
Settings ▸ Editor ▸ Web links には、アイコンのスイッチとタイトル取得のスイッチがあり、どちらもオンです。どちらも Web にアクセスするので、完全にオフラインで書きたい場合はオフにしてください。Settings ▸ Editor ▸ Note links では目印を追加できます。Show the note’s type in front of a note link と Show a link glyph after links(すべてのリンクに付く、矢印の入った小さな四角)はどちらもオフで、Use the highlight colour for link glyphs はオンです。
人物、タグ、フォルダ
4 種類のトークンで、書きながらノートを整理できます。入力してスペースを押すと、MindLake がテキストからノートの詳細に移し、ノートの上にチップとして表示します。
| 入力 | 設定されるもの |
|---|---|
@Sarah | 人物。候補はノートと連絡先から表示されます。 |
#launch | タグ。#work/clients のようにスラッシュで入れ子にできます。 |
~Clients | フォルダ。フォルダは保管庫内の実際のフォルダです。 |
-plan | 種類:Meeting、Idea、Plan、Reference、Media、または独自のラベル。 |
チップをクリックすると編集でき、アイコンをクリックすると削除できます。人物のチップを右クリックして Remove All Attendees を選ぶと、ノートからすべての人物が一度に外れます。サイドバーの Folders と Tags のタブには、各フォルダとタグが件数とともに表示されます。整理しなかったノートは Inbox フォルダに入ります。フォルダとディスクの対応については保管庫をご覧ください。
ノート内の表
Markdown の表を書くか、Note ▸ Table を選ぶと、グリッドとして表示されます。セルをクリックすると編集できます。各セルには ⋮ メニューがあり、セルを右クリックすると Table サブメニューが加わり、行や列の複製、列での並べ替えもできます。表の下端にポインタを置くと、行を追加できます。行の横や列の上にポインタを置くとグリップが表示されます。グリップをクリックすると行全体や列全体を選択でき、ドラッグすると移動できます。
セル内のリンクをクリックすると、リンク先が開きます。セルを編集するには、⌥ を押しながらクリックするか、セル内のリンク以外の場所をクリックします。ページより幅の広い表は、トラックパッドの 2 本指で横にスクロールできます。
| 表の中で | 動作 |
|---|---|
| ⇥ と ⇧⇥ | 次のセル、前のセルに移動 |
| ⏎ | 1 行下に移動。最後の行では行を追加 |
| ⌃⌘↓ と ⌃⌘↑ | 下または上に行を追加 |
| ⌃⌘→ と ⌃⌘← | 後ろまたは前に列を追加 |
| ⌥⌘↑ と ⌥⌘↓ | 行を上または下に移動 |
| ⌥⌘← と ⌥⌘→ | 列を左または右に移動 |
| ⌃⌘⌫ | 行を削除 |
| ⌃⇧⌘⌫ | 列を削除 |
| ⌘C と ⌘V | セルをスプレッドシートのデータとしてコピー、ペースト |
| 表の横で矢印キー | 表の端に移動。そこで ⏎ を押すと、表の上または下に行を追加 |
- ⋮ メニューの Copy Table As で、表全体を Markdown、CSV、TSV、HTML としてコピーします。Align Column で列を左揃え、中央揃え、右揃えにします。
- Full Width は、ページより幅の広い表を余白まで広げます。表をピンチアウトしても同じで、ピンチインすると元に戻ります。
- Convert to List は、表を MindLake のリストに変換します。各列の種類は CSV の読み込みと同じように決まります。リストの名前は表の上の見出し(またはノートの名前)になり、表の位置にはそのリストへの
[[link]]が入ります。⌘Z で表に戻ります。表とキャンバスをご覧ください。 - Fix Table:崩れたペーストなど、表になるはずなのに表として表示されないパイプの行は、テキストのまま表示されます。それらを右クリックして Fix Table を選ぶと、グリッドとして作り直されます。
- 2 つの表の間には空行を入れてください。空行を入れずに 1 つ目の表のすぐ下に書いた 2 つ目の表は、ほかの Markdown App と同じく、1 つ目の表の続きの行として読まれます。
表の見た目は Settings ▸ Editor ▸ Tables で設定します。Corners(Rounded または Square)と、Tint alternate rows(オフ)です。
画像、数式、コード
- 画像とファイル:画像、ビデオ、PDF をノートにドラッグするか、スタイルバーの画像ボタンを使います。MindLake はそれらをノートのソースにコピーし、サムネールとして表示します。ダブルクリックするとプレビューできます。画像については下で詳しく説明します。
- コード:フェンスで囲んだコードブロックは言語ごとに色分けされます。
mermaidブロックは図も描きます。 - 数式:行を
$$で始め、LaTeX を書いて$$で閉じると、数式が表示されます。インラインの数式($…$)にはまだ対応していません。
図と数式は jsDelivr から読み込むライブラリを使うので、接続が必要です。ノートは Mac に残ります。
画像を扱う
- 画像をクリックすると選択され、⇧ を押しながら別の画像をクリックするとその間の画像がまとめて選択され、⌘ または ⌃ を押しながらクリックすると 1 つずつ追加したり外したりできます。⌫ で選択した画像をノートから削除し、Esc で選択を解除し、ダブルクリックでプレビューします。
- 画像を右クリックすると、Show Link(ノートを切り替えるまで、画像の下にリンクを表示)、Full Width(画像だけの 1 行)、2×2 Grid(小さなサムネールの代わりに大きな 2 列)、Open、View in Sources、Copy Transcript、Copy Text (OCR)、Copy Link、Reveal in Finder があります。Full Width と 2×2 Grid はノートの Markdown に保存されるので、ほかのデバイスでも同じように表示されます。
- 2 つの画像のグループの間にある空行で Backspace を押すと、その行が削除され、2 つのグループが 1 つになります。画像の下のテキスト行の先頭で Backspace を押すと画像が選択され、もう一度押すと削除されます。
- iPhone では、画像を長押しすると Show Link、Full Width、2×2 Grid があります。
テンプレート
- File ▸ New from Template を選びます。
- テンプレートがまだない場合は、Make Starter Templates を選びます。MindLake は Meeting と Daily の 2 つを、保管庫の
_Templatesフォルダに追加します。すでにあるファイルを上書きすることはありません。 - 同じメニューからテンプレートを選ぶと、それをもとにノートを作れます。
新しいノートには、テンプレートの名前がタイトルとして付きます。ノートはいま見ているフォルダに入ります。タグを見ているときは、テンプレートにあるタグに加えて、そのタグが付きます。
テンプレートは、テンプレートフォルダにあるふつうのノートです。{{title}}、{{date}}、{{time}} を使え、必要なら {{date:dddd D MMMM}} のように書式も指定できます。二重の波括弧で囲んだそれ以外のものは、書いたとおりに残ります。メニューには Edit Template と Show Templates Folder もあります。別のフォルダを使うには、Settings ▸ Editor ▸ Templates ▸ Template folder でフォルダを選びます。フォルダがまだない場合は Create で作成します。
新しいノート
⇧⌘N で新しいテキストのノートを作ります。ノートに入力していないときは ⌘1 でも同じです。⌘N は New の設定に従い、変更しない限り録音を始めます。何もせずに離れた新しいノート(テキスト、タグ、人物、録音、ファイルがない)は自動的に削除され、そのノートで Esc を押すと元の場所に戻ります。
File ▸ Convert Document…(ノートに入力していないときは ⇧⌘O)で、ファイルをノートに変換します。1 つまたは複数のファイルを選ぶと、それぞれがファイル名をタイトルにしたノートになり、いま見ているフォルダに入ります。テキストは Markdown に、中の画像やグラフは画像になります。元のファイルはノートのソースとして残ります。ソースをご覧ください。
タイポグラフィと色
Settings ▸ Typography で、すべてのノートの見た目を設定します。本文、見出し、コードのフォント、文字サイズ(初期値は 16 ポイント)、行の高さ、行の幅、段落のあとの間隔、1 行目の字下げです。コントロールを動かすと、開いているノートがそれに合わせて変わります。
スライダーの下にある Restore Defaults で、システムフォント、16 ポイント、行の高さ 1.5、行の幅 Auto、段落の間隔と字下げなしに戻ります。
Settings ▸ Theme では、MindLake 自体の見た目を設定します。
| 設定 | 選択肢 |
|---|---|
| Dark mode | System(デフォルト)は Mac の設定に従います。Light と Dark では MindLake がどちらか一方のままになります。 |
| Menu spacing | Loose(デフォルト)、Normal、Compact:サイドバーの行をどれだけ詰めて並べるかです。 |
| Highlight | リンク、選択範囲、コントロールの色:Indigo(デフォルト)、Blue、Purple、Pink、Red、Orange、Green、Graphite、White(白黒で、ライトモードではほぼ黒になります)、または自分の色を選べるカラーホイール。 |
| App icon | Dock、Finder、App スイッチャーに表示される MindLake のアイコン:Night(デフォルト)、Day、Spring、Summer、Autumn、Winter、Custom、Sepia、B&W、W&B、Black、White。Custom は、選んだ色または 16 進数で入力した Scene の色でアイコンを色付けします。macOS のライト、ダーク、色付きのアイコンスタイルに従うのは Night だけです。 |
Colour note types individually でノートの種類ごとに、Colour snippet types individually でスニペットの種類ごとに色を付けます。各スイッチの下の行に結果が表示されます。その行の種類をクリックすると、プリセット、カラーウェル、Default から色を選べます。色を選ぶと、そのスイッチがオンになります。Use the highlight colour for link glyphs(Settings ▸ Editor ▸ Note links)がオフの場合、ノートのリンクの前にある種類のマークがその種類の色になります。
ノートを探す
All Notes では、検索フィールド(⌘F)に入力すると、タイトル、本文、要約、文字起こし、人物と照合して絞り込まれます。その横で、ノートの種類での絞り込み、タグのないノートだけの表示、カレンダーでの日付の選択、並べ替えの変更、カード、行、1 行のリストの切り替えができます。ノートを右クリックすると、いちばん上へのピン留めや複製ができます。リストとキャンバスも同じ方法で複製できます。⌘ または ⇧ を押しながらクリックして複数のノートを選び、そのうちの 1 つを右クリックすると、Change Type、Add Tag、Add Person、Move to Folder、Pin All、Unpin All、Delete があります。開いているノートでは、⌘F でそのテキストの検索バーが開きます。保管庫全体を一度に検索するには ⌘K を使います。検索とコマンドバーをご覧ください。
ロックされたノート
ロックすると、ノートがディスク上で暗号化されます。ノートを開いて Note ▸ Lock Note(⇧⌘L)を選びます。初回は保管庫のパスフレーズを設定し、MindLake が復旧キーを表示します。キーは安全な場所に保管してください。パスフレーズもキーもないと、ロックされたノートは開けません。
- Touch ID またはパスフレーズでロックを解除します。一度解除すると、ロックされたノートがすべて開きます。ロックされたノートのヘッダーには南京錠が表示され、ロック中は閉じ、解除中は開いています。クリックするとロックを解除し、もう一度クリックすると再びロックします。
- Note ▸ Seal Locked Notes(⌥⌘L)、または画面のロックで、再びロックされます。Note ▸ Remove Lock… でノートをふつうのノートに戻します。
- AI アシスタントがロックされたノートを読むことはなく、ロックされたノートは検索インデックスから除かれます。iPhone では、ロックされたノートは読み取り専用で、Face ID で開きます。